ばにらんぶん

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感想:「未実装のラスボス達が仲間になりました。」1~2巻

見目麗しい魔王たちが主人公の家来になったぞ?!

 

作品情報


原作: ながワサビ64
漫画: 緋呂河とも
出版:  KADOKAWA
レーベル: 電撃コミックスNEXT



感想

冒頭、主人公然とした勇者っぽい子が魔物と闘う様子を見て「この子が主人公か」って思ったよね。(違ったよねw)

1~2巻を読んだ限り、3人主人公がいるといってもいい感じのお話になってる。

一人はタイトルのとおり「ラスボス達」を仲間にしたダンジョンの子。

一人は冒頭に出てきてみんなを鼓舞し無理めの戦いにも果敢に挑んでるっぽい子。

そして、物語の中で急成長を遂げそうな、索敵系の子。

 

与えられた能力でほえ~っとダンジョンを増改築したり、天然でふよ~っとしながらなんか仲間の心の闇をそれとは知らず解決する…わたしこういうキャラ、はっきりいって嫌い。「よくわかんないけどプニ夫がみんな食べちゃったみたい。処刑されるならプニ夫に吸収されたほうがいいよね」とか、昼寝10時間とかマジでクレイジー。ほえほえとしてるだけで物事がうまく行くみたいなの腹が立つ。可愛らしい外見になんて騙されないからな!!でも、バンピーちゃんが救われたことだけは評価してやる。

 

じゃあ、何が見どころなのかと言うと先述した残りの二人の成長や挫折を見守ってそっと応援する物語って感じ。

 

先行でゲームをやってた古株にしてギルドの代表・ワタル氏。もし主人公の介入がなかったら冒頭に出てきたあの戦いで彼は命を落としていただろう。助かったことを単に運とか思っていない所もひかえめですごく良い。

先述した最後のひとりは女の子。索敵が得意で正義感も強く、困難に当たっても悲観することなく振舞う。しかも、危険と知りながら、放っておけないと魔物の巣窟にまで出向いてしまい…。

確かにほぼ全員助かったのはラスボス達を従える主人公だけども!なんかくやしい…。

 

 

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