ばにらんぶん

読んだまんがの感想を800字以内で書いています。

感想:「北の砦にて」1巻

妹からもらった漫画シリーズ

もっふもふ!!

 

作品情報


原作: 三国司
漫画: 明野たわ
出版:  双葉社
レーベル: モンスターコミックス



感想

転生したらキツネだった…!
いやぁ、かわええ。かわええわ。もふもふだしまっしろだし。
でも精霊らしくって、お母さんは人間の姿に変わることもできる…ってすげぇな!主人公(?)もそのうち、人間の姿をとれるようになるんかな。どんな姿なのかな。

 

お母さんが1ヶ月くらい人間のとこに詰めるってことで、ひとりぼっちで留守番をすることになる主人公。精霊だから特にゴハンが要るわけじゃないのは平和でいいね。

しかし主人公はとんでもないさびしがり。待って、そのナリで寂しがりは破壊力つよいわ。一人と言う状況に耐えられず山から下りてしまった。

 

そこからよ。

 

野生動物の警戒心丸出しの行動と、主人公(?)のモノローグが、「ああっ、人間の前に姿を現した野生動物って確かにこんなこと考えてるかもしれない」かもしれない気分にさせてくれます。

めっちゃかわいい。

 

少しずつ、少しずつ距離を詰める隻眼の騎士。

モフりたいという気持ちの人間と、理解してるけどそれは怖いと思ってしまう主人公(?)の気持ちの行き交うさまがいい。もしかしたらこの世の小動物系のいきものは、そんなことをモフ毛の中に内包しているのかもしれないw

 

「騎士のみんなに気付かれないようにしてる」と主人公(?)は思い込んでるけど、騎士たちみんな遠距離から見守ってたの、精霊として未熟すぎるところが大丈夫か心配になるくらいかわいいしかわいかった。

 

おかげで、「ひとりぐらし一日目からホームシック」っていう超寂しがり屋の主人公が寂しさを感じずにひとりぼっちの時間をなんとかやり過ごせそう。

おかあさんが1ヶ月より前に戻って来て、我が子の不在に気づくことがありませんように…!

 

 

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感想:「この音とまれ!」2巻

1巻ずつ改めて感想を書いている「この音とまれ!

今回は2巻です。

前回の感想はこちら。

 

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作品情報


著者: アミュー 
出版: 集英社
レーベル: ジャンプSQ.



感想

さて、まんまと筝曲部に入ることになった3人組。教頭とのやりとりで「曲」を1か月後に全校生徒の前で披露することに。ところがその練習で…

 

さとわさん、天才すぎて教え方がわからないww

 

あるあるわかる。しかし気合いと根性だけでさとわさんの気持ちについていく1年生不良ども。技術はもちろんだけど、それまで箏に対する気持ちすら誰とも共有できなかったのに、ズッブズブの素人で「さくらさくら」も弾けない初心者が筝をやめないことに驚きつつ…ってシーン。

泣いたね!

 

続けて、チカくんの弾くときの手の形を褒める。

サネのセンスを褒める。

これで少しさとわさんのレベルが上がった気がする。みんなのほうを見られる準備ができたっていうか。

 

そこへ、合奏の失敗・もんじゃ初体験。

わからないことをわからないと言ってはならない…という育ち方をしたさとわさんの価値観をぶっ壊す筝曲部の面々。

 

一通り弾けるようになってからが本番。曲想について車座でみんなで話し合うことができていて、一体感増し増してるのがよくわかります。

楽器屋のばあちゃんのアドバイスさ…

誰に届けるか。

何を届けるか。

泣いた。

 

絵でもさ、描いた時に考えてたこと込めた念みたいなのが伝わることがあって。デジタル作画なのに。塗りもデジタルなのに。それでも伝わるのだから、実際にその場の空気を振動させて表現する…音楽なら、なおのこと気持ちが伝わるよね。

 

やっぱり2巻の見どころは104ページにあるオマケ。

チカくんがさとわちゃんに言った「てめーはただ黙って食ってろ」。後にも出てくるこの台詞に萌え散らかしてどうにもならぬ。

 

 

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感想:「悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?」1~2巻 ネタバレ差し込んでいくよ。

きゅんやば。

藤の花が出てちょっと嬉し。

 

 

作品情報


原作: 十夜
漫画: さくまれん
出版:  スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!



感想

2巻。鳥肌たった。ちょっといきなりネタバレ入っちゃうので、読んだことない人やネタバレいやんな人はここまででしか見ちゃダメです。

 

 

モノクロームの世界から突然色づく世界。

ここ、すごかった!ページをめくったらフルカラーの世界。セリアちゃんの感動が伝わってくるようで鳥肌。彼女が主人公の狂信者になるのも納得の神々しい世界を見たって感じ。

 

ラカーシュさんの親密度の上がりっぷりには驚いた!恋愛ルート入ったっていうか?なんかもう、ぐいぐいきて素敵ね。妹も強烈にバックアップしてくるし、甘々に切り替わった懸想モードもかなり可愛らしくて。主人公のお兄様は、妹に言い寄ってくる若者をぶった斬るのがお好きだそうなので、ぜひとも立ちふさがっていただきたいところですw

 

お兄様、ほんと謎だよね。

飄々としてるし、人脈広いし、有能だし。あと色気ヤバい。

高レベルの魔術を放てるようだし、なかなか食えない人物っぽい。

 

さて2巻での新キャラは、主人公がかつて連れ帰った獣。

そして藤の兄弟。

自分、藤が好きなんですけどなかなか注目されにくい花なので登場してるだけでも嬉しいのに。少年からも青年からも選べるという。ひでぇ、乙女ゲーってほんとえぐいですね。おまけに年下さんってばとんだ小悪魔属性持っちゃってるみたいで、けしからんです。がう。

 

ところで、なぜに主人公は喪女設定じゃないといけないんだろうな?

 

断罪恐れるあまりクソ鈍感になってる主人公、黒百合さんがなんかちょっと気の毒。藤の兄弟お美しいもんね。嫉妬しちゃう黒百合さん…ちょっと不憫かわいい。

 

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感想:「そうだ売国しよう~天才王子の赤字国家再生術~」9巻

ちょ…マーデンの家臣たち、ゼノヴィアのことを大事に思いすぎだろ(ほろり)。側近たち、自分の娘のように思ってるのかもしれないね。

 

過去記事

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作品情報


原作: 鳥羽徹
漫画: えむだ
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!



感想

ミールタースの王子会談、フラーニャ殿下の演説の意味がアニメではちょっといきなりなんだ?って思ってたけどすごく納得できた。

ディメトリオとのやりとりでフラーニャ殿下がよく人間観察できていて相手に与える印象を身振り等で左右できるというところも、ミールタースの議会での演説にまで活かしてるのに繋がるのね、って感じで。

 

カルドメリアのサイコパスっぷりがまた浮き彫りになる描かれ方で、あのおばあちゃんマジやべー。「断って困らせて」(←まだわかる)、「私も困って」(←はっ?)しかもその直後の考えもマジで危険。こいつ野放しにしたら絶対世界平和はありえん。それだけはわかる!断言する!!

 

ウェイン王子、今度はソルジェスト王国の式典に招かれて道中の属国であるマーデンに立ち寄ることに。

ゼノヴィアの側近・ジーヴァってさ、あんなに丸くて色素薄い系でどっちかというと癒し系なのに、めっちゃ能臣なのヤバい。いやまさか、旧マーデン国外交官として鉱山の件でウェイン王子と対峙した彼が、そんな有能な臣下とは思わなかったよね。

逆に言うとそんな人材を有効に使えなかった旧マーデンは滅ぶべくして滅んだのだな~と。

 

さて、ソルジェストに向かう最中にソルジェストと敵対するデルーニオ王国の使者が上から目線で…。

 

王子、天才だけど時々予想を外すのがいいよね。

今回は結婚話かわそうと思ってたのに、結婚話が出なかったというねww自意識過剰って自省するところ面白すぎw

 

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感想:「小動物系令嬢は氷の王子に溺愛される」3巻

氷のように無愛想な(可愛いもの好きの)王子と、可愛い令嬢(中身はしたたか)のきゅんきゅん物語。

1~2巻感想はこちら

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作品情報


原作: 翡翠
漫画: 佐和井ムギ
出版: KADOKAWA
レーベル: FLOS COMICS


感想

また濃い新キャラ令嬢が現れたな。

バイオハザードで例えるなら、ゴリス…じゃなかった、クリスがお好み?細マッチョすらお断りって話らしいし、かなりの筋肉マニアな令嬢でびっくりしたw現時点では彼女が遠目で見ただけで、お互い知らない関係。感じる…感じるよ?ラブコメの波動!

今後も楽しみな二人です。

 

「亭主元気で留守がいい」なんて言いますが、それも結婚生活長く続いて安泰になってからのこと。両想いなったばかりの状態でその感情…主人公大丈夫?離ればなれでも平気という言葉を受けた殿下がとぼとぼと歩いて行くのは悲しいというよりはかわいそうで見てられない。まあ、溺愛と言っても愛玩のようだと主人公が感じてしまっているし、よく思っていない。想われてると言うよりもただただ愛でられているだけって言う感じなのも言われてみれば…って感じた。それに主人公は童顔小柄で、殿下と並んだ姿に引け目を感じているので、ちょっとネガティブになってしまうの仕方ないかなという気はする。

秘密のお出かけは楽しいよね!

しかも束縛系ウザ彼氏から解放されるのはちょっと気持ちも軽くなるわなw

それにしたって、他国から未婚の王女が単身やってきてるのにその対応を婚約中とはいえ未婚の殿下に任せるというのもモヤモヤするね。国王に何か含むところがあるのか?と疑いたくなる。

さあ、初めての喧嘩。

いったいどうなる…。

 

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