1巻ずつ改めて感想を書いている「この音とまれ!」
今回は2巻です。
前回の感想はこちら。
作品情報
感想
さて、まんまと筝曲部に入ることになった3人組。教頭とのやりとりで「曲」を1か月後に全校生徒の前で披露することに。ところがその練習で…
さとわさん、天才すぎて教え方がわからないww
あるあるわかる。しかし気合いと根性だけでさとわさんの気持ちについていく1年生不良ども。技術はもちろんだけど、それまで箏に対する気持ちすら誰とも共有できなかったのに、ズッブズブの素人で「さくらさくら」も弾けない初心者が筝をやめないことに驚きつつ…ってシーン。
泣いたね!
続けて、チカくんの弾くときの手の形を褒める。
サネのセンスを褒める。
これで少しさとわさんのレベルが上がった気がする。みんなのほうを見られる準備ができたっていうか。
そこへ、合奏の失敗・もんじゃ初体験。
わからないことをわからないと言ってはならない…という育ち方をしたさとわさんの価値観をぶっ壊す筝曲部の面々。
一通り弾けるようになってからが本番。曲想について車座でみんなで話し合うことができていて、一体感増し増してるのがよくわかります。
楽器屋のばあちゃんのアドバイスさ…
誰に届けるか。
何を届けるか。
泣いた。
絵でもさ、描いた時に考えてたこと込めた念みたいなのが伝わることがあって。デジタル作画なのに。塗りもデジタルなのに。それでも伝わるのだから、実際にその場の空気を振動させて表現する…音楽なら、なおのこと気持ちが伝わるよね。
やっぱり2巻の見どころは104ページにあるオマケ。
チカくんがさとわちゃんに言った「てめーはただ黙って食ってろ」。後にも出てくるこの台詞に萌え散らかしてどうにもならぬ。
リンク