ほんと素晴らしい作品なので何度でも紹介したい!6冊まとめてではなく1冊ずつ感想を書きたい!というわけで、まんが感想を書いて紹介していきます。
以前書いた1~6巻の感想はこちら。
作品情報
感想
マメ知識なんですが、実は弦の数によって楽器の名前が違うんです。
七弦は「琴(きん)」十三弦は「筝(そう)」二十五弦は「ひつ」(漢字出ない…「琴」の「今」を「必」に置き換えた文字)。
十七弦歴史的に新しい楽器だからなのか、固有漢字はないっぽいです。
作中「筝」という感じに「コト」というルビがあるのはこういうわけです。
さて、感想。
主人公の久遠愛(くどうちか)くんがその筝曲部に入部を宣言するのですが、有名な不良なのでその入部にも一悶着。
部長の倉田武蔵(たけぞう)先輩が愛くんの事情を知ったことで物語が始まります。このことをきっかけにして、他人に理解してもらうことを諦めていた愛くんの運命が変わっていきます。
祖父の生前の「ちゃんとわかってる」の言葉。
理解してもらえたとわかって語る自分のこと。
めっちゃ泣いた。
蚊の鳴くような声で部長にお礼を言いつつ照れ隠しの憎まれ口をたたいた愛くんは盛大なツンデレを晒しましたね。可愛らしい姿の片鱗が見え隠れしています。
第二話でさとわさんが登場。
そうかぁ…後にああなる彼らの出会いはこうだったこうだった!さとわさんにしてもやはりちょっと事情があって自分のことを話せない。親密度があがらないとね(?)
第三話ではいつも三人でつるんでるサネとコータとみっつ。筝曲部廃部の危機を救うために在籍だけするつもりが…以前受けた愛くんへの恩返しにと一念発起して駆けつけるシーンでは胸がいっぱいになりました。
青春の始まりだよ!