ばにらんぶん

読んだまんがの感想を800字以内で書いています。

感想:「治癒魔法の間違った使い方~戦場を駆ける回復要員~」12巻

サマリアール王家がついに救われる!

 

 

過去記事

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作品情報


原作: くろかた
漫画: 久我山レキ
出版: KADOKAWA
レーベル: 角川コミックス・エース



感想

アルクさんがついに実力を発揮したよ!

炎を纏わせて斬る…それどころの話じゃなかったね。レーザー?高周波??そんな高温のエネルギーをぶっ放してた!恐らく何トンもの重量になるものを一刀両断にして見せたのだから、なるほど一騎当千の剣士として護衛として派遣されるはずだ。

 

ネア有能すぎる。
彼女がいなかったらさすがの主人公も手立てがなかったね。原因がわからないんだから。

今回の黒幕だった魔術師の仕掛けたこと、過去にしでかしたことが明らかになり、当時犠牲となった人々の悲劇が浮き彫りになる中でピンチに陥るネア。居場所がここしかない…と、主人公のそばで生きるために総力戦に至るところはカッコよかった!でも…ネアさん、けっこう主人公からの扱い雑だけど…いいの?ww

でもでも、エヴァさんにネアのことを仲良しではなく信頼してると言い切って。ネアさんも同じ気持だよね。いい相棒だ!(12巻ラストひでぇw)

 

主人公さ…

今回も治癒魔法の使い方間違ってて笑う。

ましてや、最悪なネーミングセンスで展開される技の数々。

敵からも味方からも受ける扱いが人外。ひどいw

 

解決後、街で配布されてたっぽい瓦版っぽいチラシ。

主人公が現在別行動中の女性勇者に想われまくっているというw犬上やりやがったねwいや、ブンヤが嗅ぎつけて10割増しで話を盛ったか?

顔はともかく、

髪型は原型残してるわけで、実際の主人公を知っている者じゃないとあんな風に描けないよね。話も噂や伝聞で週刊誌程度の信憑性っぽいし?

案外情報戦で勇者達苦戦してたりして。

 

 

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感想:「外科医エリーゼ」8巻

助けたり、助けられたり。

怒ってる時にもっと怒ってる人を見ると一気に冷静になったりするよね。わかるww

 

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作品情報


原作: yuin
漫画: mini
出版: KADOKAWA
レーベル:FLOS COMIC



感想

さすがだな、主人公!って思った。
「ホラホラ的だぞ撃ってみろよゲラゲラ」からの、本当に銃を使ったところ。
レンお兄様の指導できちんと的に当てられる腕前を持っていることも良かった。

「止まらないと撃つぞ」は「撃たれるかもしれない」がないと成立しない。彼女の後ろには医療チームが息をひそめていて、彼らのためにも踏みとどまらないといけないからこそ「やっぱり撃てないわ…」などと言うことなく冷静に実行して見せた主人公は本当にすごいと思う。非常時でも少ない労力で最大の効果を上げる方法を選択していくという意味でね。

実際に撃った後の「止まらないと撃つぞ」は確かに奏功したし、ここでの銃弾1発は何十人もの命を救ってるし、彼らが今後救うであろう人間のことを考えたら、驚くほどの効果をもたらした一件だと思う。

 

そんな効果を計算で(?)出せるのに、恋愛感情にはまったく疎くて皇太子殿下の気持ちにはあまり気付かないようにすらしているフシのある主人公。密かに好意を寄せている男性もいるしね(皇太子本人w)。ただ、今回は「密かに好意を寄せている男性」に渡したはずの品を、皇太子殿下が持っていることに気付くもそれを先送りに。

賢い彼女なら結論に至りそうなものだけど、恋愛初心者の彼女にはその感情が邪魔をして到底その真実にはたどり着けそうにもない。実にじれったい!両片思い、もどかしいぞ~~!!

 

さて終盤、例のストーカー男に狙われる主人公。
迫りくるピンチに、駆けつける準備をしているのはまさかのあの人…!!間に合えー!

 

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感想:「装備枠ゼロの最強剣士 でも、呪いの装備(可愛い)なら9999個つけ放題」6~7巻

んー…多分原作はまだまだ続くのに、コミカライズをここで切った!って感じなんだろうなぁ。めちゃくちゃ駆け足展開になった感じのする最終巻。

今回は久しぶりに「あの装備」が活躍したね!

 

 

過去記事

5巻感想

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1~4巻

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作品情報


原作: 坂木持丸 
漫画: 鷹嶋大輔
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!



感想

聖都にやってきて合同訓練?に巻き込まれる主人公一行。
装備を使いこなしたら誰も彼には敵わないんだなぁと。そりゃそっか。

やっぱり物語のスパイスとして初めから良い味出して、まだまだ美味しいダシが取れそうなジュジュ。ほんのちょっとだけ彼女の過去をチラ見せあったけど…ていうか1000年以上呪いの装備やってるんだなジュジュちゃん。マンガ読んでる限り具体的なことはほぼわからない…。装備のことはもれなく「かわいい」と言ってる主人公がジュジュのことを「苦手」としてることもここではっきりと主人公の口から出て…。あーも!!何があったか気になるなぁ!!

主人公のことはジュジュよりは少し明らかになったけど、そうかぁーそうきたかー!って感じだった。なるほど、装備にめちゃくちゃ慕われて呪い持ち系女子からも愛されまくってるのはそういうことだったのかー!とね。読者の立場としても主人公の外見はとてもキュートに見えるので…き、嫌いじゃないわよ?みたいなとこはずっとあった。

 

クライマックスで久しぶりに「あの装備」が出て!

あんなイケメンなキャラだっけ!最後に魅せてくれたよね!

 

最後、おいしいとこ持ってったのはなんといってもストーカー兼ツンデレツンデレゴールドだったなww

 

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感想:「アナトミア-解剖してわかったことだが、人間は必ず死ぬようにできている-」

これはスゴイです。

めちゃくちゃ圧倒されたし、そもそも少女まんがというジャンルなのか疑って5度見くらいした。

 

作品情報

著者: 高城玲 
出版: 秋田書店
レーベル: プリンセス・コミックス


感想

やっぱり何度見ても少女マンガのカテゴリだね。しかしこれはあまねく人類が見るべき作品だと思う。
15世紀のイタリアが舞台の物語。これとタイトルで「ひょっとしたら」って思う方がいるかも。

 

主人公は庶民で人に刃物を向ける職業・理髪外科医の跡取り、トト。彼がひょんなことから自称画家の変人・レニーと出会うことで物語が動きます。

 

1000年前から変わらない医学書に疑念を持ち、患者に苦痛を強いる治療法をどうにかしたいと考えるトト。しかし父親からは言われた通りにしろと言われ続けていて現状どうすればいいのかわからず思い悩む。

そんなとき偶然出会ったレニーはトトの常識では考えられないような変人で。「人間」を描くために人体への理解が必要だからと人体を知るために解剖やそのスケッチを行いたいと常々考えていた。

 

知識への渇望の権化のようなレニーに巻き込まれ、トトはレニーと組んで解剖を行い知識を得ていく。切断された人体の縫合や切開術などを成功させる。

それまでの常識や文化、禁忌などに立ち向かっていくのは極めて困難だっただろうと思う。実際にトトの感情は当初全然付いて行ってなかったし、社会通念を優先していた。

ある事件でトトはレニーの考えに近いと自覚し、ある意味それをきっかけにしてトトは解剖への見方を変えることとなった…。

 

一方のレニーはというと、誰にも理解されなかった人体への希求をトトがわかってくれたことで彼を「唯一無二の友人」と言い、二人でピンチに陥った時にレニーは囮になってトトを助け後を託した…

というところで1巻が…!

2巻は5月らしいので、楽しみに待ってます!!

 

 

 

 

 

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感想:「ウェルベルム-言葉の戦争-」1~2巻

言葉の力で物理的にバトルする。

ひとこと「動詞」といっても、身近な動詞であるほどいろんな意味・使い方がある。言葉は強い(物理)って感じ。

 

作品情報


原作: 花林ソラ
漫画: 伏見航介
出版: 小学館
レーベル: 裏サンデーコミックス



感想

世の中、さまざまな異能力バトルの作品はあふれているけれど、「言葉」そのものを力にして戦うのは面白い。
実際辞書引くと、身近な言葉であればあるほどいろんな意味がある。ヒロイン?の子の能力の動詞「飛ばす」だと、「物理的に何かを空中で移動させる」っていうだけじゃなくて「順番を飛ばす」のような使い方もできるところがめちゃくちゃ面白い。

主人公は自作の小説を出版社に投稿しているものの、なかなか結果を出すことができない。彼はとても冷静で慎重な性格でよく考える性質でもあるからこのバトルはとっても向いているよね。

 

ヒロインは年上っていうのもちょっといい。ギャルだからあんまり年上感ないけどw

そもそもヒロインが年上っていうの珍しいよね。わたし自身年下のほうが好みだからこの点でもちょっと嬉しい。

ねこパーカー着たギャル。だいぶオカシイ個性でぶっ飛んでて頭悪そうに見えるかもしれないけど、この子それすら演出に使ってる可能性ある。主人公とちょっと戦っただけで「戦いは素人」って分析もするし、こんな複雑なゲームシステムを「チュートリアル」見ただけで一か月半もの間生き残ってきたわけだから、相当だよ。

 

能力とは別にことわざを持っているっていうのもめちゃくちゃ気になる。

それも一部だけカタカナ表記。当然そこに秘密はあるんだろうけど現時点では全く予想がつかないなぁ。

 

敵対勢力のグループが名古屋で、地名が出てきただけでもちょっと嬉しい。

 

先日3巻出たっぽいので、続き読みたい。

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