ばにらんぶん

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感想:「治癒魔法の間違った使い方~戦場を駆ける回復要員~」11巻 ※ネタバレ含

フランクな態度で一人称「僕」の国王、やっぱ好きだわ~。おっさんなのにうっかりしてると萌えそうになってしまうw

 

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作品情報


原作: くろかた
漫画: 久我山レキ
出版: KADOKAWA
レーベル: 角川コミックス・エース



感想


ふふ、主人公もオバケがダメなタイプか。共感だ。
今回は幽霊といってもひゅ~どろどろ…ではなくって姿かたちが骸骨っていう極めて物理的なものだったからまだ…ね。拳でいろいろ解決してきた怖いものなしに見える主人公、ローズさん以外にも怖いと思うものがあったんだね。意外。

 

この11巻ではネアの活躍っぷりがすごい!いや、合流して以降かなり諜報に重宝だったし活躍してたに違いないけど。変身して諜報もこなすし魔術の腕前も血筋?も申し分なし。主人公とのコンビは脳筋と頭脳労働派?でめっちゃバランスとれてて、今回巻き込まれた件だけじゃなくってこの先の活躍も期待しちゃう。

 

しかし昔の勇者ってなんなんだよ。

言い伝えとか起きた事実はけっこうえっぐい感じになってる。傍若無人っていうか?

ただ、物事の伝わり方ってすっごい平面的なものだから実物像とかけ離れてることもきっと多いよね。実際主人公だって作品の中ではお人よしで騙されやすくて優しくて困難から目を逸らさないし人を助けたいっていう気持ちで行動してるわけだけど…同じ時代を生きる人たちの噂から推測される主人公の人物像は「暴君、鬼、ローズの再来」みたいな感じじゃない?そう考えるともしかしたら昔の勇者にものっぴきならない事情とかやむを得なかった背景なんかがあるのかもしれない。

 

今回の事件、いよいよクライマックスにさしかかってきた!
「ひとりじゃない」ってみんなと協力して、呪いを退けるのが楽しみ。

 

 

 

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