ばにらんぶん

読んだまんがの感想を800字以内で書いています。

感想:「歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!」

原作ありのコミックス化作品です。(原作未読、コミックス版のみの感想です) 

 

作品情報

原作: 大木戸いずみ

漫画: 保志あかり

出版: KADOKAWA

レーベル: B's-LOG COMICS

 

ざっくり内容

 「つまり私は悪役令嬢に転生したのだ!」と前世の記憶を思い出した主人公(7歳)は、念願の乙女ゲー悪役令嬢であるキャラクターに転生。主人公には理想の悪役令嬢像があり、そのために今(7歳)から努力して歴史に残る悪女になると決心する。

ところが身近にいる乙女ゲー攻略キャラ達の反応は…。

 

 おすすめポイント

理想が主人公の中で確立されているため、彼女はブレません。

乙女ゲーのヒロインが「いい子ちゃん」としての受け答えをするのをうんざりしたり、砂を噛むような思いを抱いたことのある人には、主人公が理想に近づくために努力を惜しまない姿が痛快だと思います。(ただしチート能力あり)

自己分析、課題、問題解決の方法…ある意味大人にしかできない生き方をしていて清々しいです。

 

全体の感想

 相談できる人が誰もいないから、チート的な能力で半ば無自覚最強になりつつある主人公。みんなが子どもと侮って…というほうが正しいのか?見ている限り、しっかりと彼女の本質を見抜いていそうなのは1人かな。

影で研鑽を積む主人公は素敵です。

幼女が「馬鹿にしないでくださいと言ったはずです」と実力を示しながらすごむ姿は凛々しくて…もしわたしが攻略対象なら主人公に落とされてます。

今後の展開的には、主人公を取り巻く状況が不穏なものになりそうな予感がしています。 

 

別件、コミックス巻末の番外編は最後できゅんって来ちゃいました…。

 

 

 

リンク

1巻は2020年12月に発行。

 次巻は少し先になりそう!気になる、気になるーー!!