ばにらんぶん

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感想:「ドラゴン、家を買う。」

アニメ放送が始まり、4/9に7巻が発売された同タイトル「ドラゴン、家を買う。」の感想です。

作品情報


原作: 田貫カヲ
漫画: 絢薔子
出版: マッグガーデン
レーベル: ブレイドコミックス
 

ざっくり内容

数年前、フリーターが家を買うドラマがあった気がしますが、そういう人間関係のやり取りではなく、本当に住まいとしての家を選ぶために見ていくお話です。家を見る先々でいろんな人(?)と出会い、迷惑行為を受け、悩んでいきますww
妙に設定の細かい法律などを、美形エルフが解説しているところが味わい深いです。

 

おすすめポイント

絵柄が緻密で繊細、さまざまな種族の特徴なんかも細かく書き込まれています。が…(わたしは主に電子書籍で読んでいるせい?)、ちょっとカスレたりトんだりしていてめちゃくちゃもったいないです。4巻だけ(初版オマケ目当てで)紙版を買いましたが、印刷は相当大変だっただろうな。
エルフハウジングの建築士さん(魔王)が常に泰然としていて、美形(イケメンという表現はちょっと違う)で、とんでもない力を持っているのに法律を遵守してそれなりに真面目に働いているのがなんともシュールです。(まぁ突っ込みどころ満載なんだけども)


全体の感想

ずうっといろんなおうちを紹介してるだけじゃん、といえばそれまでなのですが、合間合間に出てくる小ネタが絵柄やストーリーとミスマッチでおもしろい。
ゲーマーなら「ああ」ってなるようなものがちりばめられています。
それから、勇者の一団が完全にネタというか迷惑な奴と言うより害虫扱いで、魔王?からは歯牙にもかけられず問答無用でぶっとばされてるのが、いっそ潔いと思います。

 

最新の感想

巨大へびさん、かわいいです!(迷惑だけど)
初期の頃に出ていた「家」で、そこに住むことになった住民同士の話はほんわかしていて、この作品らしい感じでほのぼのでした。
後半は主人公のドラゴンよりも女子力の高い迷惑キャラが登場します。
ドラゴンもさ、偏見と闘ってるんだな(違)。

 

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