ばにらんぶん

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感想:「左遷された最強賢者、教師になって無敵のクラスを作り上げる」

今回は集団行動になじめず有能ゆえ上官にも食って掛かる実力者の主人公が、エリート校の教師になって生徒を突き放しつつ育成する作品について感想を書きます。(原作小説未読)

 



作品情報


原作: 鈴森一
漫画: かなめもにか
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!


おすすめポイント

「教える」っていうのは何か。どういうことか。知識を与える?実行できるように指導する?答えは人それぞれだけど、わたしは「人を見る」ことだと思っている。

「人」を観察し、カウンセリングする。(カウンセリングは相談者が自分の中で答えを見つけるためのサポートをすることだって、教職課程の先生が言ってた←受け売りかよ)

気持ちがいいくらい、主人公の最強賢者はそれを実行しています。その指導を受け、生徒たちは四苦八苦しながらも着実に成長していくところが清々しい。

 

全体の感想

卒業後の進路は多くの場合騎士。でも多くの場合数年以内に戦死…。

そんな現状を変えたいと理事長は教育改革の一端として主人公を教師として招聘。

 

主人公が騎士団をクビになった人物であるという噂はすでに生徒にも広がっていたが、実力を見せつけることで生徒たちから認められ慕われる。主人公は特にそれに何の感情も寄せていない。生徒一人一人へ独自の事前調査を済ませるなど、隙がない。しかしそこに注目する者はあまりいないようだ。

有能だからといって教えるのに向いているとは限らないけれど、この主人公に限っては教師に向いていると思った。

 

王立騎士学校に入学を許可される時点で生徒はそもそも優秀。いいね。

(こういう設定好きなんだな、わたし)

 

最新の感想

クラス最弱の女の子にスポットが当たり始めた!
まだ展開が途中だけど、きっと化けるだろうと思うから、次巻が楽しみ。

 

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