ばにらんぶん

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感想:「転生悪女の黒歴史」※2巻までのネタバレ含

事故に遭って転生したOLさん、昔自分が書いた長編小説の世界に転生する!

ただし中二病の頃の著作だから、設定がいろいろアレでソレw

現実にはさ、自分の周りには自分しか厨二患者なんていなかったよね。

(ある程度大人になったら、似たような病の人をちょいちょい見るようになったけどなww)
6巻まで出てるコミックスですが、2巻まで読んだ感想です。

 

作品情報

著者: 冬夏アキハル
出版: 白泉社
レーベル: LaLa

 


おすすめポイント

ああぁああああ!
そういう妄想、わかるわぁ。したした!あはは!!……くっ!
といった具合になんかこう、前半生がえぐられるような共感と恥がないまぜになった感情を起こさせる問題作です(褒め言葉)。

まああれだな。それでも主人公はかなり拗らせてるので見てて面白いです。

考えていた痛い設定、自分以外から聞かされる(この場合キャラクターたちから聞かされる)のは、相当精神にダメージくるよなww

 

全体の感想

かなり飛ばしてる感じの設定とストーリーで、抱腹絶倒。
ニヤニヤが止まらない。あの頃抱いた人に言えない気持ち(ちょっと方角は違うがな!)がそこにあってな?もう…参りましたw

そのくせ、時々要所要所でドキドキとか、キュン…!とかトゥンク。。。とかさせてくれるんだ。なにこれ、名作なの?迷作なの??

主人公さん、 ヒロインへの愛も半端ないのでお話がよりこじれてカオスw

 

1巻では主に乙女ゲー等における「嫌がらせ等で邪魔をする立場」の悪女が取り扱われています。

2巻ではそれに加えて、暗躍ドS系女王風味の悪女が…。これまた素敵に描かれてしまっていて、いい感じに仕上がっています。

 

 

1巻の終わりには全く別の読み切り作品が、

2巻の終わりには「主人公が男だったら」の読み切りコメディが掲載されています。

 

 

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