ばにらんぶん

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感想:「真の実力はギリギリまで隠していようと思う」1~2巻 ※ネタバレあるから気を付けて

ありすぎる実力ゆえに、常に力を抑えてないといけない前半生は辛かっただろうなぁ。

作品情報


原作: 猫夜叉
漫画: 亀小屋サト
出版: KADOKAWA
レーベル: 電撃コミックスNEXT



感想

「無能」呼ばわりされている主人公は、誕生時から契約している神により常人ならざる力を持っていて自分でその力を抑えていないといけないため周囲からは「無能」と断じられていたけれど、お姉さんだけは親ですら気付かないその実力に気付いていた。お姉さん、マジすごい。

 

主人公は優しくて、自分自身が何を言われても気にしないけれど、目の前で誰かが悲しい思いをすることを苦しく思う人。「無能」と馬鹿にされている名もなき神の様子を目の当たりにした主人公はその神の地位向上を自分の目標に定め行動していくところが健気すぎてじーんときてる。

 

そんな中、運命の出会いw

「孤高の月」と呼ばれる人嫌いの少女が、主人公に興味を示して卒業までの間はペアとして過ごすことになるんだけど、彼女に主人公は才能を見抜いてきた実の姉と同じ匂いを感じてめちゃくちゃ警戒してるところに笑った。

妹も同じように主人公を気に入って、まだ幼女なのにあらゆる手段で主人公を狙ってて微笑ましいというより怖いw

 

神と魔は紙一重というか?

孤高の少女の母にも契約してる神がいるんだけど、その神がヤバいw何がヤバいかって、神様のフリしてるけど神様じゃないっていうのがヤバい。神なのに魔っぽい様子が描かれてるし、その性根もなかなかねじ曲がっててただものじゃない様子。物語の冒頭「頼むぞ」って言って主人公に力を与えた神は、もしかしてこいつらの敵対勢力だったかもしれないということを連想させられてる。

 

クライムくんとのサシでの会話(風呂シーン/当然全裸)はわたしが盛り上がったね!

 

 

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