三日三晩ww
作品情報
原作: 柊一葉
漫画: 大川なぎ
出版: 講談社
レーベル: KCX SIRIUS
感想
誘拐されて裸にひん剥かないことで「誘拐初心者が!」と罵れる水責め可能なフライパン聖女が大暴れしている続きからの3巻。
機転も利くし何よりスゴい胆力だな。ずっと会いたかったはずの弟を目の前にしてもとっさに自分に不利にならないことを言ってしまえる冷静さ。見習いたい!
そんな主人公の内面をあっさり看破し、後に繋がる関係を主人公に気取られずに築いていたヒーローがこれまたすごい。
呪いが進行していてすでに心身ともボロボロだったのにそう感じさせない振る舞いをしていたのがまたツラい。
ヒーローのために周りの人々が人体実験に付き合う(付き合わされる?)様子などはもはや脅迫といってよく、主人公の実力()がよく表れているなあと思いましたwww
「結婚前に傷物になった」にしても「バレなきゃいい」って言ってのけるのはさすがだった。もうここまで来たらそりゃそうくるよね!と納得の展開で。
「時は無茶をしてみるものだ」っていうのはかっこいいし可愛らしい台詞で萌えきゅん。
TL好きなので一線を越えてしまったシーンは是非見たかったけれども、そうすると感想を書けなくなってしまうので(自分ルール)妄想にとどめておくよ…。いやもうね「責任取ります」っていうヒロインでよかった。
3巻で実は一番好きなシーンが、王子の目の前での「えーんリュカ様」からの吹き出し外「よく似合ってますよ」「きゃっ好き♡」です。吹き出し外でのやりとり大好き星人というのもあるけど、この短いやりとりでかなりリラックスしてる二人の関係が垣間見られる気がするので一番萌えました。
4巻はオリジナルの内容で出るらしくて、今から楽しみです!