アニメ化が決まった薬屋。
もう11巻なんですね~。今回は10巻・11巻の感想です。
9巻感想はこちら
作品情報
原作: 日向夏
漫画: ねこクラゲ
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ビッグガンガン・コミックス
感想
やり手婆のかつての姿をオマージュした演出、宦官(?)の壬氏が引っ張り出されるのめちゃくちゃ笑った。でもまぁ、これがあり得るなっていうのは読者みんなが思ってたよねww
ばにらさん昔、下に水着上にTシャツ?ジャージ?でプールに突き落とされたことがあるんだけど(大丈夫、水泳部のプールじまいで新入部員に行う恒例行事)着衣水泳をなめちゃいけない。泳げるわたしでも「もしこれがプールでないところなら溺れているかもしれない」と思ったからね。底を這って行ったにせよよく息が続いたな。これについてはほんと、いっそ命がけだったわけだし、壬氏はもっと怒っていいと思うw
10~11巻にまたがる、扉の色がこまめに塗り直されている迷路の話。
最後のまとめのひとことにどきりとした。それって、まさに「歴史」ってやつ…じゃん。
11巻半ばからの話…主人公、どんどんと本人の望まない方向っていうか為政者に近いとこに巻き込まれてるな。トラブルに愛されすぎもいいとこだ。11巻最後のエピソードなんて、もういっそ主人公に知られちゃってもしかたないよね!聡明な主人公が気付かんわけないからもうそろそろそういうの出してくよー!という準備に見えてきてしまって。
皇太后…先帝の心が壊れたことをずっと後悔してるんだろうけど、少し違ったら皇太后自身の心が壊れてたのかもね。なんていうか、悲愴ではないけど不可逆なだけに切ないなぁって思った…。
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