ばにらんぶん

読んだまんがの感想を800字以内で書いています。

感想:「女王の化粧師」※ネタバレ含

コミックス版を読んで、原作情報を見たら。原作の挿絵がわたしの好きな絵師様だったので、原作も購入し読了しました。

原作1巻が、コミックス1巻に相当しています。(驚)

花街でメイクを担当する職人が、上位貴族(ただし本人は底辺)の令嬢専属となり、メイクだけではなく内面も磨かせていきそうなお話。優秀なコーチに当たった並みの選手が一流アスリートになる感じ?

 

 

 

 

作品情報



原作: 千花鶏 
漫画: 綾峰けう
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!

 

 

 

おすすめポイント

メイクの仕事っぷりがいい。別人になるくらいのメイク、やってほしいなぁ。そんな憧れの気持ちになりました。
モラトリアム拗らせてるわたしからすると、「なりたい自分」が答えられない主人公とは共感しかないけど、傷もえぐられるという…。
自分のためにも、令嬢の成長が早く見たいww

 

 

全体の感想

主人公は美少年です。

そんな主人公にイケメン青年である当主代行さんが「あなたはとても美しい」「やはりわたしはあなたがほしい」言ってて、わたしゃ読む小説のジャンルを間違えたかと思いましたよ…。

それはおいて。

令嬢に満足に知識を与えていないことを知った主人公が悔しさと悲しさと怒りで涙する場面は、胸が熱くなりました。こんなにも令嬢のことを考えている人は主人公しかいないじゃん。んー!献身的過ぎる!本当にありがとうございます。

お話自体は今後面白いことになりそうですし、自信がなさ過ぎて超卑屈な令嬢もどうなっていくのかものすごく気になります。

本来持ってる性格は素直で、ふり幅が大きいツンデレ。今後は外見だけではなく内面も磨いて、堂々とした女王候補になっていってほしいなと思います。

 

 

リンク

コミックス版

原作小説