ばにらんぶん

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感想:「捨てられ男爵令嬢は黒騎士様のお気に入り」※プチネタバレ含

原作1巻読了済みの作品です。

言ってしまえばシンデレラストーリー。

魔力を持ちすぎてる系騎士と魔力皆無(そんな人はめったにいないらしい)令嬢のお話です。コミックス版はわたしにとっては魅力的できゅんきゅんします。


 

作品情報


原作: 水野沙彰
漫画: 野津川 香
出版: 一迅社
レーベル: ZERO-SUMコミックス

おすすめポイント

ギルバート様の顔。ギルバート様の表情。ギルバート様のしぐさ。ギルバート様から漏れ出る想いw

メイド:カリーナの気遣い。カリーナの優しさ。カリーナ「私も幸せだわ」「私も大好きよソフィア!」(抱きしめ)ふふぅ。

行間読むのがヘタクソなせいか、原作ではちょっとわかりにくかったギルバート様の言動が、コミックスだとそれはもう!尊い笑顔とキュンとくるまなざしと思わず零れ落ちる表情と…いやあ、自分の読解力のなさが恥ずかしいです。

 

全体の感想

魔力ありすぎで敬遠・畏怖されまくっている黒騎士と、魔力皆無で生活にも支障が出るレベルの令嬢は、正反対でありながら似たような悩みを抱えている2人がお互いに惹かれていきます。
黒騎士さんの能力はお役立ちだし便利だしスゴイけれど、確かに周りの人からはおそれられちゃうよね。何よりも本人が疲れちゃうだろうしちっとも安らげないだろうなぁ。恋仲や夫婦になったら本音と建前とかいろいろあるけど全部モロ見えでは知りたくもないことばかりだろうなと気の毒に思います。生きてる上では鈍感力って必要だもんな、うん。

その点、主人公は黒騎士の能力を発揮できない特殊能力(?)持ちだからほっとするんだろうなぁ…と思ったらそのままズブズブと主人公堕ちていってたww

深めの心の傷、癒えそうになったところでまたもえぐられて…。ザマァ展開の伏線を張りつつ次巻へ続くのでございます。

 

 

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