ばにらんぶん

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感想:「魔導具師ダリヤはうつむかない~Dahliya Wilts No More~」1~2巻 ※ネタバレ含

転生した女の子が、生前の記憶を持って便利だった生活道具などを想起しながら、家業の「魔道具師」として研究・開発しながら新製品を世に送り出していく。(ただし、前世でも今世でも、なんだか気の毒な人生を背負い中)

 


作品情報


原作: 天岸久弥
漫画: 住川惠
出版: マッグガーデン
レーベル: ブレイドコミックス



感想

前世で家電メーカーの製造部門に就職した主人公。そもそも家電が好きなんだね。
わーかーるー!わたしも家電は大好き。今はちょっと時間も足りないし外出もはばかられるから手薄になってるけど、以前はさほど意味がなくても家電量販店をうろつくのは好きだった。

でもかわいそうに2年目からはクレーム係になって「うつむいて」亡くなってしまう。

 

転生した先では、前世で便利だと思っていたものを作り出す人生を歩んでいく。

そう、ないなら作ればいいのよ。わたしもよく言うし、よくやる。「お姉ちゃんは常に何か作ってないと死ぬからな」と妹に評されるくらい、わたしもモノは作ってきた。

 

主人公は「魔導具師」の家に生まれたが、それは「魔導師」「錬金術師」などよりも世間からは微妙な評価を受けるものらしい。

しかし、モノづくりをして完成した時の喜び・達成感、そして作ったモノで人が喜ぶ姿が嬉しいんだろうね。主人公も「魔導具師」として生きていくことを決意する。

 

少女になった主人公にさらに「うつむく」事態が立て続けに起きてしまう。

父親の死、婚約者の裏切り。

しかし主人公のこれまでの行動や、父親の人徳が、主人公のこれからを支えていく。

本来の自分を取り戻して「うつむかない」決意をして。

服や化粧の手配をしてもらって自分を取り戻す姿にはちょっと泣きそうになった。

 

そして。

ハイ!来ました!!イケメンとの出会い!

イケメン・貴族・騎士。わたしの大好物きた!!ありがとう!

これからも見守るw

 

 

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