感想：「運命の恋人は期限付き」

素敵な作品。

2巻が来年夏ごろって書いてあって、楽しみで待ちきれないっ！

原作：　小鳩子鈴
漫画：　紫藤むらさき
出版：　マイクロマガジン社
レーベル：　ライドコミックス

冒頭で一言しか書けなかったくらい素敵。
まだ1巻で物語がそこまで動いてないのにもう素敵。

コミックス1巻には書き下ろし小説も付いてるんですが、地に足のついてる感じのする落ち着いた雰囲気があって、小説版も読みたくなりました。わたしがコミックス読んでる電子書籍サイトでは原作小説の取り扱いがないようなので、縁があったら入手したいです。

自分にやりたいことがあるからこそ芯を持って行動できる主人公。

ですが貴族の子女らしく教養ありそうだし所作の美しさもまんがからすごく伝わってくるし。かといって無表情などではなく感情もしっかり。ここまで人間味のあるキャラクターに出会えたのは久しぶりかも。

そして偽の恋人役となる貴族男性との吹き出し2つにまたがる「は？恋人のフリ？」（←息ピッタリ！）なんて、初手から相性良すぎない？周波数合いまくりじゃんよ、もうそのまま本物の恋人になっちゃえよ。

よくできた贋作を目利きで退ける様子はすごかった。

これではもう偽の恋人役のご家族も主人公に首ったけだね！お二人の婚約までもう秒読みで良くない？なんかお姉さまがいい感じで主人公を気に入って外堀埋めてくれそうね。いいぞいけいけｗ

しかし1巻ラストのアレは…はかいりょくばつぐんですよ、イケメン貴族さん。

箱入りの女の子の耳元に口を寄せてささやくとか！！！

卑怯！

イケメンだからってそれは卑怯！

萌えたよ、ごちそう様です。

いつ結婚するんですか？

巻末には書き下ろしの小説も。

本編は基本的に主人公視点？ですが、このSSは偽の恋人役となる男性視点です。

表紙には劇中登場した絵画が美麗フルカラーで！素敵です。

ばにらんぶん