新しい展開を迎えた6巻。
経営とポリシーの間でがんじがらめになってる同業者のお手伝い編、開幕。
熱い戦いが繰り広げられていた前巻の感想はこちら。
作品情報
原作: 御鷹穂積
漫画: 蚕堂j1
出版: スクウェア・エニックス
レーベル: ガンガンコミックスUP!
感想
主人公、やっぱ頭いいんだ!
需要がなく経営が傾いたダンジョンを黒字化させる命令を受けた主人公。でもただの経営難だけではなく、現魔王と主義主張を異にする魔王の実父の野望?を阻む目的もあるらしく、単に会計的な見直しにとどまりそうにもない気配。
出向先のダンジョンでは、職員がみんな誇りを持ってそのやり方を貫きたいと思っているところが人情派って感じで応援したくなる。主人公はそのポリシーや施設の良さを認めてその上で健全化を狙い、対象レベル以上の冒険者による「荒らし」対策として職員の力を底上げするという方法を取るのは、真面目で堅実な努力を続けてきた主人公らしくてさすがだなぁって。
それにしても、ミラさんは周りの職員たちにも主人公への攻勢をまるで隠してなかったむしろ牽制してた。かわいい。主人公はミラさんのことを個人的にどうみてるかは最近描かれてないからなぁ。でも主人公にとってミラさんは初めての人wだし、いつか思いが遂げられるよう全力で応援したい。日常パートでのミラさんが最近はどうにもギャグ担当みたいなとこあってちょっと不憫になり始めてる。
今回からの新キャラ、男装の麗人的な演出をされている勇者きょうだいの妹。なぜか「魔王の参謀レメゲトン」のことが気になって仕方がない模様。お兄ちゃんの闇落ち?に憂慮しつつも何もできないもどかしさを抱えてる中ダンジョンで出会う…むしろ休日に街で…
どうなる主人公。
ミラさん…がんばれ!w